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「新発田高校理数科マレーシア研修旅行(前編)」

 こんにちは、新発田高校生徒会執行部です。2学年理数科は、10月15日(日)からマレーシアのクアラルンプールを中心に、5泊6日の修学旅行に行ってきました。


1日目:10/15(日)

午前9時。新発田高校視聴覚室に続々と集まる2年1組の生徒達。旅を実り多いものにすること、無事に帰ることを宣言し、出発式を終えた。

午前9時半。新発田高校を出発。日本ならではの田園風景と山地の景色を眺めながら、悪天候に見舞われることもなく、マレーシアへの旅路を順当に進んでいく。

午後2時50分、成田空港第1ターミナル到着。広大な敷地を誇る成田空港に停まっていた多くの飛行機に出迎えられた。その後、CAの方々の数か国語を正確に操り素早く的確にこなす対応に感動を覚えつつ、出国手続きを終えたころには午後4時を回っていた。

午後5時、搭乗開始予定時刻。多少時間が遅れたが、全員が飛行機に搭乗し終え、成田空港を離陸。日本を飛び立ち、7時間の空の旅へ、マレーシア・クアラルンプールへと出発した。

午前0時、クアラルンプール国際空港到着。機内アナウンスにて、芝高生のマレーシアでの研究発表の激励を受けながら、マレーシアへと降り立った。

2日目:10/16(月)

朝8時に起床、知らない天井。心なしか鼻がむず痒く、窓を開けると眩い空。日本とはまるで違う景色に改めてここがマレーシアだと実感。9時にホテルの朝食会場に向かい、マレーシアで初めての食事。さすがはマレーシア、ハラル故に豚肉がない。チキンは小骨がそのまま入っている。「サンバル」という美味しいソースが煮立てられていて、いろいろな物にかけて食べる。辛。チョコマフィンによる中和は成功しました。

午前10時45分、王宮プトラジャヤ観光、ピンクモスク入場。女子生徒は貸出のローブを着て、ピンクモスク内部に入る。巨大で精巧な作り、イスラムでは偶像崇拝が禁止されているので、彫刻は植物がモチーフとされていて、名に冠するとおり一面がピンク。
ガイドのウィリアムさんや日本語を流暢に話す現地スタッフさんなどからモスクに関する説明があり、異なる宗教や文化への理解を深めた。

正午、新王宮・イスタナネガラ。白・黒・金の基本色からなされる絢爛。2-1の生徒たちは皆馬に夢中。遠くから警備の馬を見るクラスメイトを見ていました。

午後1時、学生交流(Brother&Sister)プログラムにて、現地の大学生と交流しました。チャイナタウンなどの観光名所に行くグループ、ショッピングモールに行くグループ、水族館に行くグループ、異国飯を狙うグループ。留学生の方々は中国語・英語・マレー語を操り、普段日本語しか話さない我々とは大きく異なりました。どうにか英語でのコミュニケーションを…とそれぞれが頑張っていました。年も近い大学生との交流は楽しく、とても心地よい時間を過ごすことができました。

午後7時、中華レストランにて夕食。初めてかもしれない本場に近い中華料理。食べ方がわからない、量が多い等、予想外。余った時間で午後9時までショッピング。場所はホテルに併設されるショッピングモール。日本より物価が安いが、ブランド物はそう変わるものではなかった。70%offの眼鏡屋にてサングラスを購入。良い買い物。ラーメンを楽しむ者や、食べるのが遅い集団の中には、買い物をし損ね悔やむ者もいました。

午後9時、ホテルにて各々帰着。ホテルのトイレはひねるタイプの水のウォシュレットがついていて、最初は流すボタンだと思い、危うく大惨事。ユニットバスで、バスタブはなくシャワーのみ。無事就寝。

3日目:10/17(火)

午前6時起床、2度目の朝、ここはまだマレーシア。

午前7時、朝食から辛い物を食べられるありがたみに気づく。辛。疲れからか、寝坊しかけるものも少々。

午前9時、マレーシア森林研究所(FRIM)に到着。FRIMの熟練ガイドさんから組織の紹介を受けた後、早速トレッキングに挑む。日本とは異なり熱帯雨林。突然渡される植物の葉っぱ。ガイドさん曰く“Nice smell.”。中が空洞でたたくと音がする木。ニンニクの香りがする植物の実をたべてニンニクになった者。60mを超える高さの熱帯樹林。紹介されるうっそうとした森林の中での美しい光景、通称“Wow Spot.”。痛みもなく血を吸う狡猾なヒルにかまれる者。念のために手首を確認したらそこにはヒル。ある者は腹部を3か所やられました。

午前11時半、バツー洞窟、私服に着替えて登るは明らかに勾配のあるカラフルな階段。計272段。皆ただでさえトレッキング後。足が辛。周囲に蔓延る猿。巨大な洞窟内部には鍾乳洞。洞窟内から見える空が美しく、ヒンドゥー教の神殿であるのも納得。降りる時も急勾配。なぜか濡れている階段。

午後1時15分、ロイヤルセランゴール錫工場到着。実際の工場見学。溶けた錫が目の前で成形される。錫が重いことを知る。錫でできたオブジェや興味深い歴史。場内カフェにて昼食のチキンライス。辛いソースが鶏肉のうまみを引き立てる。食後、アクセサリー売り場を見学。それぞれアクセサリーやお土産など良い買い物をしました。
 
午後3時半、バス内からの観光。マレーシア特有の多文化が織りなす街並みを観察する。白い配色の国立モスクでは、幾何学的な建造物に趣を覚える。

午後5時、チャイナタウン到着。ドリアン香る、コピー品ばかりの通り。数人は値切り交渉に挑戦。スリ等の要注意地帯。さらに深くに潜るとより品質の高いコピー品があるらしい。安全の保証はない。どちらにせよ税関で引っかかる可能性がある。

そのままCentral Marketにて夕食、ショッピング。伝統的民族衣装や定番土産ナマコ石鹸を買う者。異国のフードコートのシステムに困惑する者も、優しい現地店員に助けられる。そして辛いものが多い。旨。

午後8時、ホテルに帰着。今日も今日とて併設モールにてショッピング。
午後10時半、点呼就寝。無事に一日を終える。

旅も後半へ、明日はいよいよ姉妹校訪問!

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