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「新発田高校理数科マレーシア研修旅行(後編)」

 こんにちは、新発田高校生徒会執行部です。2学年理数科は、10月15日(日)からマレーシアのクアラルンプールを中心に、5泊6日の研修旅行に行ってきました。今回はその後半を紹介します。


4日目:10/18(水)

 午前9時半、UKM(マレーシア国民大学)に到着。制服や民族衣装など様々な衣装に身を包めた生徒たちが演奏する楽器の音色の中、校舎内に入ると聞こえてきたのはマレーシアの伝統楽器『ガムラン』が奏でる美しい音色。その後、UKM生徒による空手パフォーマンス披露。どれも素晴らしく、開始早々UKMの多方面での活躍を実感しました。

 午前9時45分、発表会が始まりを告げた。最初は各校からお互いの学校や町についての紹介。次に、文化紹介。芝高からは日本紹介クイズを行い、内容は動画での剣道・柔道パフォーマンス、そして、ステージ上でのオタ芸パフォーマンス。全問正解者には書道作品の景品をプレゼント。UKMの生徒たちも楽しんでいて、大成功に終えることができました。UKMの生徒たちからは民族衣装でのファッションショー。多民族国家のマレーシアにある多種多様な衣装はとても綺麗でした。発表会ラストは研究口頭発表。各校から2班ずつ行いました。浴衣を着て発表する班もあり、研究発表といえども堅苦しくならず、大変な盛りあがり。

 午前10時35分、最初の休憩時間。ビーフンやコーヒーをいただきました。

 午後12時55分、ポスターセッションへ。各班が英語でコミュニケーションを取りながらそれぞれの発表を行った。UKMの発表班の中でロボットを展示している班もあり、非常に興味深い内容ばかりでとても勉強になりました。また、生徒どうしで写真を撮る姿も多く、2校間での交流は深まった様子。

 午後1時半、昼食。チキンライスやスープ、アイスティーをいただきました。

 午後2時45分、文化交流。体育館に移動し、数種類のブースに分かれ、それぞれがスポーツ系から頭脳系まで、マレーシアの伝統的な遊びをUKMの生徒たちとともに楽しんだ。ここでなぜか日本の大学のコールも披露され、大盛り上がりを記録。

 午後4時、楽しい時間をUKMの生徒たちと過ごした余韻に浸っていたころ。
するとそこには、予想もしなかった3度目の食事。ビーフンをスープに入れ、しっかり主食のような食事がふるまわれる。そのあと、パンダンケーキもふるまわれた。とてもおいしかったものの、胃袋の悲鳴がする者もちらほら。

 午後6時、UKMで過ごした時間を惜しみながら向かったのは中華料理屋。中華料理ならではのテーブル、豪華に盛られた料理。おいしかったがさすがに胃袋の悲鳴は無視できず、1日5食の過酷さを実感せざるを得なかった。

 午後8時半、無事ホテル到着。隣接のショッピングモールへ買い物に行く者、部屋でゆっくりと休む者、それぞれが終わりつつあるマレーシアでの時間を楽しみ、また1日が静かに終わりを告げた。

5日目:10/19(木)

 午前9時、JICAクアラルンプール事業者訪問。ビルのエレベーターに詰め詰めで乗り込み、いざ参る。JICAとは政府開発援助を行う組織。現地で行っている事業や組織の説明を受けました。エネルギッシュな経歴を持った職員さんの、先生たちに対する熱いオファーもありました。教師でも協力隊になれます。
 午前11時半、マレーシアの日本料理店でハラル食の講習を受けました。ハラルと認められるには厳しい基準を満たす必要があるそうです。おいしいですねチキン南蛮。
 午後1時、KLCC(クアラルンプールセントラルシティ)内、ペトロサインスという科学館に入場。マレーシアの工業や技術が駆使された内容が結集。脳波から集中力を測定し戦うゲームや部品がハマりずらい立方体、腕力の試されるリフト、恐竜。各々楽しみ、科学への知見を深める結果となりました。

 午後4時、バティック工房到着。布に絵を描き、伝統工芸品製作体験。理数科の画力が試される。グラデーションを付ける猛者、筆を使わず手で絵を描きだす猛者もいました。後者は染料が手から取れず、まるで毒手。とれたのは2日後(実体験)。

 午後6時、ショッピングモールBerjaya Times Squareにてグループ別に食事。辛い食べ物で涙を流し、外国サイズのハンバーガーで至福の時を過ごす。安くてエスニックなフードコート。食後のショッピング、最後のお土産購入時間。おすすめ土産は美味しいソース「サンバル」。
 午後8時ホテル着、午後10時半、明日のフライトに備えて点呼就寝。
6日目:10/20(金)
 午前4時、ホテルフロントに集合。ついに最終日となったマレーシア研修。日本への帰路へ。愛着もわき始めたホテルに別れを告げ、マレーシアの街並みを目に焼き付けながらクアラルンプール国際空港に向かった。配布された朝食弁当はマレーシアクオリティ。
 午前6時、出国手続きを終え、飛行機の搭乗開始を待つ。早朝出発のため、迫る睡魔に耐えられず眠りに落とされる者もいた。
 午前7時、搭乗を終え、飛行機に乗り込む。そしてついに、クアラルンプール国際空港、ひいてはマレーシアを飛び立った。
 午後3時、成田国際空港に着陸。故郷日本に到着した。景色を眺めながら、無事帰国したことを嬉しく思いました。
 午後5時、手続きを終え、バスにて成田空港を出発した。道中、交通渋滞や工事による道変更などがあり、到着が1時間遅れるなどはありつつも、車中で夕食。日本に帰ってきたこととマレーシア研修の終わりをかみしめながら、新発田高校へ向かった。
 午後11時56分、新発田高校到着。6日間のマレーシア研修が幕を閉じました。


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